6月5日は聖霊降臨の大祝日でした。

6月5日は聖霊降臨の大祝日でした。クリスマスにこの世に一人の人間としてお生まれになり、最後の晩餐で使徒たちに何度もお約束されたように、イエスは御自分の命を捧げて御復活を勝ち取られ、その結果として聖霊のたまものを私たちに与えてくださいました。

聖霊降臨はこのイエス様の命を捧げられた戦いの最高の実りです。

2000年前のその日、ユダヤのエルサレムに集まって聖霊に満たされた使徒たちを見、その話を聞いた人々は当時の地中海世界、アフリカ、中近東、さらにローマからも旅をしてきていたのでした。(このことは、詳しく使徒行録に記されています。)

現代の世界は人の住んでいないところなど、どこもないほど広がりました。カトリック信者だけでも13億人という大きな家族、さまざまな民族、言語、文化を持つ、アジア、アフリカ、南北アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなどに広がる大教会を作っています。フランシスコ教皇様は、今年もポルトガルで、世界の青年を集めて、世界青年大会を計画しています。

志村教会は、これまで何度も青年たちをこの世界大会に送ってきました。
今年は、フランシスコ教皇のお考えにこたえて、志村教会のたとえ数人であっても、青年をフィリピンへ送りたいと考え動いています。

なぜフィリピンかといえば、私たちの志村教会は、すでに多くのフィリッピンの人たちをはじめ、インド、ベトナム、中国など多くの国の信者さんと一つの共同体を生きているからです。私も18歳の時にローマへの留学の途上で初めてフィリピンを訪問しました。これは、本当に強烈な体験でした。

長い歴史的な関りを持つ日本とフィリピンが、今志村で一つの教会を育てているのです。
7月25日からわずか一週間ですが若い青年が、実際に現地に生きる人たちの生活体験をすることによって、これからの志村教会の明日に希望を育てたいのです。
どうぞ皆さまの大きなご協力をお願いしたいと思います。