四旬節の始まり

志村教会の皆様へ

今年も志村教会の梅の花が咲き始めました。春ですね。
長い間、お家でお一人で寂しく暮らしていらした、皆さんも、窓を開けて、イエズス様の御復活へ向けて、御一緒にお祈り、罪の償い、そして何よりも、多くの困難の中に、厳しい生活を強いられている、海外、国内の人々に、四旬節援助を通して、分かち合いと連帯の、協力を進めてまいりましょう。

世界的なパンデミックと呼ばれる、伝染病のさなかですが、なんと誰もが予想しなかった。
平和なウクライナという国に、ロシアの大軍隊が侵略を始めましたね。
この一週間、世界中の人々が、恐ろしい戦車隊というロシア軍が、ウクライナの平和な村や町へ銃弾を打ちながら侵入していく悲しい光景を見ながら、抗議の声を挙げ、心から祈りを捧げています。フランシスコ教皇も、四旬節の始まりである、灰の水曜日の特別のメッセージを全世界の人々に送り、恐ろしい伝染病の蔓延の中でも、全世界の善意の人々が、心を合わせて祈り、すでに百万人以上のウクライナの女性、高齢者。
子供たちが避難民となって、ポーランドなど近くの国々に、多くの人は、歩いて戦果を逃れている状態を見てみんなで助け合うように、訴えています。
外国からの避難民に対して特に厳しい対応しかしない日本政府も、早々と、ウクライナの避難民を日本国内にも温かく受け入れるようにという方針を打ち出しています。
かつてヴィエトナム戦争の時。貧しい船に乗って、海を渡った多くのヴぃエトナの方々に、当時の日本のカトリック教会は、広く援助の手を差し伸べて、喜ばれたことがありました。

私たちも、志村教会は小さなグループではありますが、日本の司教団と心を合わせてできる限りの協力をいたしましょう。
差し当たって、昨年来、フィリピンの婦人たちが、小さなバザーなどで集めてくださっている援助金を、ウクライナの避難民のために寄付したいと思います。
どうぞ皆さんのご協力をお願いいたします。

深水正勝神父